アジャイルの世界的リーディングカンパニーThoughtWorks社が日本初のウェビナーを開催!

皆様はThoughtWorksという会社をご存じでしょうか?
ThoughtWorks社はアジャイルソフトウェア宣言起草者の一人でありソフトウェア開発の世界で知らない人はいないマーティン・ファウラーが所属していることでも有名なアジャイルにおける世界的なリーディングカンパニーです。今回そのThoughtWorks社が来る10/29に日本で初めてウェビナーを開催するということで、当記事ではそのウェビナーの概要についてお伝えしたいと思います。
ThoughtWorks社のご紹介
はじめに、ThoughtWorks社(http://www.thoughtworks.com/)についてもう少し詳しく紹介しますと、同社は早くから大規模のエクストリームプログラミング(XP)実践に取組み、アジャイルアプローチやオープンソースソフトウェアの開発と利用を提唱してきました。また、長年に渡るアジャイル実践より、継続的デリバリー(Continuous Delivery)、マイクロサービス、機械学習の継続的デリバリー(CD4ML)などデリバリー手法や技術的アプローチを練り上げ、アジャイルコミュニティに大きな貢献を果たして来ました。
今日、世界17か国のオフィスに9,000人以上の従業員を抱え、ソフトウェア開発プラクティスとトランスフォーメーションの最先端グローバルIT企業に成長しており、アジャイル開発関連の製品を提供しているほか、企業のテクノロジー主導のビジネス変革を支援するコンサルティングも手掛けています。
ThoughtWorks社は、すでに中国、シンガポール、タイ、インドにオフィスを設置しアジアにおいてもその存在感を高めていますが、日本企業のデジタル・トランスフォーメーションの加速に伴い、日本企業との交流を深めるため、ThoughtWorks China主導で来る10/29に日本向けのウェビナーを開催することになったということです。
過去マーティン・ファウラーを始め、ThoughtWorksのキーパーソンが何度か来日して講演されたことはありますが、ThoughtWorks社が主催する日本コミュニティ向けのウェビナーは今回初めてということなので、どのような内容になるのか大変興味深いですね。
ウェビナー概要
さて、今回のウェビナーのテーマですが、やはり「デジタル・トランスフォーメーション」ということで、ThoughtWorksとゲストのソフトバンクのDX・アジャイル専門家の方が次の4つのトピックについて、国内外の事例をもとにお話しされる予定です。
【1】ビジネスとテクノロジーの連携の基礎:ユビキタス言語とドメイン駆動設計
デジタル時代においてビジネス部門と技術部門のコラボレーションをどうやって推進するかは企業の中核的な課題となっている。ソフトウェアアーキテクチャの観点ではビジネスチームとテクノロジーチームの間の統一的理解を進める手法が求められており、ドメイン駆動設計(DDD)がゴール達成に向けた実践的なアプローチである。このセッションではドメイン駆動設計を通じてどうやってビジネスチームとテクノロジーチームの間のユビキタス言語をどうやって構築するかにフォーカスする。
【2】クラウドネイティブ
今日クラウドはほぼ全てのインダストリにおいて新しい常態となり、クラウドネイティブのエコシステムは成長し続けているが、何がクラウドネイティブでそれがどう役立つのか理解するにあたり混乱も生じている。このセッションでは“First Principle”を用いてクラウドネイティブの本来の姿といくつかのベストプラクティスを紹介する。
【3】モダンデジタルビジネス
デジタルテクノロジーは業界や企業が協業や競争を扱う方法や社会や仕事の在り方を変えた。リーダーにとってデジタル化はプロアクティブな計画というより巻き込まれた争いである。デジタル・トランスフォーメーションを成し遂げた様様な企業との協業経験より3つのエリアを特定した。我々の洞察がこれから困難な変革に取り組むリーダーの有用なリファレンスとなれば幸いである。
【4】ソフトバンクにおけるアジャイルへの取組み
競業他社に対するフィーチャーの膨大な数のバックログが存在する。急速に増え続けるこれらのバックログに対処するためにはウォータフォールでは限界がある。アジャイルとBizDevOpsを推進してきたソフトバンク社のゲストスピーカーがこの領域における取組についてお話しする。
アジャイルの世界的リーディングカンパニーであるThoughtWorks社と日本におけるアジャイル先進カンパニーであるソフトバンク社の専門家がテクノロジーとビジネスの両面からデジタル・トランスフォーメーションについて何を語るのか、ぜひこの機会にウェビナーに参加してみてはいかがでしょうか。
ウェビナーは下記ThoughtWorksのサイトよりお申込みが可能です。
(リンク先はThoughtWorks Chinaのサイトとなりますが、日本語で申込案内をされております。)
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